芝桜の簡単な増やし方
芝桜は日当たりと水はけが良ければ、どんどん広がっていきますが、別の場所でも芝桜を楽しみたいなら、簡単に移動することができます。
芝桜は挿し木でも増やせますが、株分けがおススメです。
水やりなどの管理も株分けの方が楽です。
ほんの少し株分けして植えたものが、約3年で直径120cmを超えました。
管理は花後の剪定と晩秋の追肥のみです。
芝桜の株分けは春や秋が適しているようです。
真夏や真冬を避ければ大丈夫です。
ただ茎が伸びている部分ではなく、軽く引っ張ってみて、根が張っている部分があることを確認して、茎を切りながら土を掘り起こします。
これくらい根が張っていれば大丈夫です。
植える場所を掘るというより、切込みを入れるイメージです。
ちゃんと根を土の中に入れます。
根が長いと地表に飛び出している場合があるので注意します。
横に這っている茎の部分が隠れるくらい埋めます。
地上に飛び出している茎が長い場合は5cmくらい残して切り落とします。
長すぎると植えたばかりの根では水分がうまく届かないようです。
最後に水をたっぷり与えて完成です。
株分け時に肥料は一切使っていません。
株分け後の管理は根付くまでの水やりだけです。
土がある程度湿っているなら、必ず毎日やる必要はないと思います。
芝桜は蒸れに弱いので、水やりは直射日光が当たらない早朝や夕方にします。
我が家は地植えなので、根付いた後はまったく水やりはしません。
※ 鉢植えの場合は定期的に水やりが必要です。
芝桜は花が咲いていない時期に株分けした方が、株に負担がかからないようですが、何種類かの色を植えてあるなら、色を確認する為に花が咲き始めた頃に株分けすることもできます。
その場合、花やつぼみが付いていると株に負担がかかるので、茎を短めに切り落とせば、うまく根付きやすいです。
気が向いたときにちょこちょこ株分けすれば、芝桜に囲まれた庭は簡単にできると思います。