ずぼらガーデニング実践ブログ

グランドカバーを中心に、お金や手間がかからない庭づくりを楽しんでいます。

芝桜の簡単な増やし方

芝桜は日当たりと水はけが良ければ、どんどん広がっていきますが、別の場所でも芝桜を楽しみたいなら、簡単に移動することができます。

 

芝桜は挿し木でも増やせますが、株分けがおススメです。

水やりなどの管理も株分けの方が楽です。

 

ほんの少し株分けして植えたものが、約3年で直径120cmを超えました。

f:id:ztaira:20170429111131j:plain

管理は花後の剪定と晩秋の追肥のみです。

 

 

芝桜の株分けは春や秋が適しているようです。

真夏や真冬を避ければ大丈夫です。

 

 

ただ茎が伸びている部分ではなく、軽く引っ張ってみて、根が張っている部分があることを確認して、茎を切りながら土を掘り起こします。

f:id:ztaira:20170429104810j:plain

 

 

 

これくらい根が張っていれば大丈夫です。

f:id:ztaira:20170429104853j:plain

 

 

 

植える場所を掘るというより、切込みを入れるイメージです。 

f:id:ztaira:20170429104954j:plain

 

 

 

ちゃんと根を土の中に入れます。

f:id:ztaira:20170429105144j:plain

根が長いと地表に飛び出している場合があるので注意します。

 

 

 

横に這っている茎の部分が隠れるくらい埋めます。

f:id:ztaira:20170429105051j:plain

地上に飛び出している茎が長い場合は5cmくらい残して切り落とします。

長すぎると植えたばかりの根では水分がうまく届かないようです。

 

 

 

最後に水をたっぷり与えて完成です。 

f:id:ztaira:20170429105207j:plain

株分け時に肥料は一切使っていません。

 

 

 

株分け後の管理は根付くまでの水やりだけです。

土がある程度湿っているなら、必ず毎日やる必要はないと思います。

 

芝桜は蒸れに弱いので、水やりは直射日光が当たらない早朝や夕方にします。

 

我が家は地植えなので、根付いた後はまったく水やりはしません。

※ 鉢植えの場合は定期的に水やりが必要です。

 

 

芝桜は花が咲いていない時期に株分けした方が、株に負担がかからないようですが、何種類かの色を植えてあるなら、色を確認する為に花が咲き始めた頃に株分けすることもできます。

 

その場合、花やつぼみが付いていると株に負担がかかるので、茎を短めに切り落とせば、うまく根付きやすいです。

 

 

気が向いたときにちょこちょこ株分けすれば、芝桜に囲まれた庭は簡単にできると思います。