芝桜の病気と害虫
基本的に芝桜は丈夫です。
病気や害虫の心配はあまりないと思います。
我が家では植えてから6年間、特に目立った被害はありません。
ごくまれに一部が枯れる場合がありますが、ほとんど目立たず、剪定していてやっと気づく程度です。
芝桜が枯れる原因は高温多湿による蒸れ、線虫(せんちゅう)という病気が多いようです。
線虫とは、土や水、海水など地球上のあらゆる場所に存在する寄生虫で、確認されているだけでも約1万種類あります。
体長は1ミリ未満から数メートル!になるものもいるようです。
※ 数メートルの線虫はマッコウクジラに寄生するような種類なので、庭先で遭遇することはないでしょうが、、
線虫による芝桜の被害は初夏~秋にかけてが多いようです。
特に梅雨時期の高温多湿の影響で、風通しの悪い株の内側から発生しやすいようです。
線虫の3つの対策
追 肥
花が終わった後の芝桜は株が弱っているので、追肥する方法もありますが、我が家ではこのタイミングでの追肥はしていません。
薬 剤
線虫にスミチオン乳剤などの薬剤を散布する方法もありますが、我が家では線虫が原因と思われる枯れが発生しても、薬剤などは使ったことがありません。
剪 定
花が咲き終わった頃にバッサリ剪定して、日当たりと風通しを良くすることで予防できます。
我が家の対策は剪定と枯れた部分があれば取り除くだけです。見た目が気になるほど、ひどく広がったことがないので、それほど気にしていません。
芝桜の害虫対策
芝桜にはダンゴムシやコオロギに葉を食べられる被害もあるようです。
これらの被害がひどい場合は、グリーンベイド等の誘引殺虫剤が有効です。
確かに我が家の庭にもダンゴムシはたくさんいますが、芝桜に目立った被害はないので、害虫対策はしていません。
芝桜はあまり病気や害虫の心配をせずに楽しめると思います。